今回出展者の中では最北、秋田から
新鮮な作品とともにやってくるのはatelier七緒さんです。
Q
atelier七緒さん、『工房からの風』には、どのような作品を出されますか?
A
全ての作品を、『鋳込み』とよばれる技法で制作しています。
石膏原型が仕上がったときのシルエットや質感に惹かれ、
それをそのまま白磁の器に。
フタ物や一輪挿し、酒器など、
暮らしの中でアクセントとなる器を中心に出展します。
もともとは『鋳込み(いこみ)』の型を考案から制作をする技術者でもある方。
『atelier七緒』という工房名で、オリジナルの作品発表を始められました。
『鋳込み』の性質を知る抜いているからこその、
ふくらみやゆらぎの繊細さの美しい姿が特徴です。
Q
『工房からの風』は、atelier七緒さんにとってどんな風ですか?
あるいは、どんな風にしたいですか?
A
ミーティング、6月の『galleryらふと』での『風の予感展』、
また他の作家さんとの交流を重ねていくにつれ、
今まで感じたことの無い心の動きに気付くことがあります。
私の中で、制作することは『気付き』で、
『工房からの風』は、そんな気持ちを呼び起こしてくれる、
とてもやさしい風のように感じています。
私もその風の一部になれるんだろうか?
きっと当日は、そんな気持ちさえも一緒に包んでくれる
おおきなやさしい風とともに、
素敵な2日間が迎えられたらいいな、と思っています。
以前、別の作家の出展時に、助っ人!として参加くださった
こともあるというatelier七緒さん。
今回は、みずからの作品で、会場に爽やかな風を吹かせてくれますね。
atelier七緒さんのできたてホヤホヤのホームページはこちら → ☆